当店でも特に人気のイギリス雑貨Burleigh(バーレイ)シリーズ。
カフェに最適な華やかな柄のカップやプレートを販売しております。
では現地イギリスではどのようなカフェがあるのでしょうか?
イギリス・ロンドン出身の京都在住22歳女性にロンドンのカフェについてお聞きました!
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ロンドンではSNSの普及と共に、ミレニアム世代の購買力が他のどの世代よりも高くなり、カフェも生き残りをかけて、時代の変化に対応しています。
その中でもインスタグラムは、コーヒーや食事と共に若者たちの間での交流の輪や親交を深める鍵となっています。
カフェもこの流行に乗り、若者向けのinsta-friendly(インスタフレンドリー)を謳う店舗が、ロンドンのあちらこちらに広まっています。
このようなカフェは、インスタグラムへの投稿を理由に来店する顧客に向けて、インスタ映え写真を撮影できるように、店内のデコレーションから間接照明、さらには飲み物のデザインまで細かくデザインされています。
それに加えて近年では、多くの人々が食生活や環境問題に関心を持ち始めています。
そのため、エコフレンドリーやビーガンオプションなどを謳うカフェは、再利用可能なカップに、オートミルク(植物性ミルク)で作られたフラットホワイト( エスプレッソにミルクを合わせたドリンク)などのユニークなラインナップを設けて数多くの顧客を引き付けています。
StarbucksやCosta、Pret a Mangerなど大手のお店の現在の主要目標は、廃棄物削減です。
これによりプラスチック製のストローから紙製のストローへの変更、生分解性または完全にリサイクル可能なパッケージへの変更、さらには、売れ残った食品を必要としている人々に提供する基金を設立し、1日の終わりにロンドン中のフードシェルターやフードバンクに寄付をしています。
持続可能かつ流行りのカフェの一つとして、「EL&N cafe」が挙げられます。
ここは「一度訪れた人が必ず写真を投稿する」ということで人気が急上昇したカフェです。
ロンドンの多数のエリアに店舗を構え、全ての店舗はショッキングピンクに塗られ、多数の花で埋め尽くされています。
さらに「’Adventure awaits but first coffee’(冒険が待ってるけど、まずはコーヒーを)」というお洒落なネオンライトが映えスポットとして用意されています。
ピンクのテーマは建物だけに限らず、ドリンクにも!店舗の人気ドリンクの1つ「ローズ・スパニッシュ・ラテ」は、ビートルートジュース、ローズウォーター、練乳で出来ています。
また店内では、他のお店で注文した際にも利用できる、再利用可能なドリンクホルダーも販売されていて、もちろんこれもピンク色です!
また、ロンドンを代表するマイクロロースターと称される「Nude cafe」は、普通のカフェとは違い、すべての商品を自分たちで作るという独自の工夫をしています。
ブリック・レーン(ロンドンの東にある通りでストリートアートが盛んなフォトジェニックなスポット ) に位置するこのカフェでは、環境維持と倫理的調達に焦点を当てて、需要と供給の市場にプラスの影響を与えています。
このような他より一歩踏み込んだステップは、コーヒーの味を特別なものへ変化させています。加えて、蒸留所にてコーヒーを作る工程を学ぶことができるツアーも提供しています。
2015年から、Nude cafe は新しいローリングロースターを主にコーヒー豆を焙煎する際に使用し始めました。彼らは地球環境に最も優しい焙煎コーヒーの製作に成功し、これは味にも影響しています。
ローカルビジネスを支えながら、本質的なコーヒーブレイクを味わいたい方にはぴったりなお店です。
我々イギリス人のカフェに対する文化は大きく変化してきました。
コーヒーをダブルショットでテイクアウトするのではなく、わざわざ遠くのコーヒーショップを訪れる人々が増えてきました。
現在のカフェの存在は一昔前とは一変して、コーヒーや紅茶だけでなくブランチメニューや内装のデコレーションなど、顧客を獲得するための様々な工夫が施されています。
しかし、フラットホワイトやイングリッシュ・ブレックファースト・ティーに勝るものは無いように、コーヒーと紅茶がいまだ我々の生活の中心にあることは間違いありません。
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ティータイムの本場イギリスでも世代交代・SNSの発達により大きく変化しているようですね。
コロナでまだまだ海外旅行は難しそうですが、少しでも海外気分を楽しんで頂けるように、今後もイギリス文化について不定期ですが更新していきますので、ぜひご覧ください!
▼イギリス雑貨・バーレイシリーズの商品はこちらから♪